KindleをAIに読ませる方法。ChatGPT・Gemini・NotebookLM・Claudeの使い分け
読んだ本をAIに要約させたい、質問したい、読書メモにしたい。やりたいことは決まっているのに、Kindleの本はコピーできず、AIに渡せない。このページでは、どのAIツールを使う場合でも共通する「本文をテキストにする」段取りと、そのあとどのツールに渡すのが目的に合うかを整理します。
full_text.txt を作る。そこから先は目的で分かれます。その場で対話するならChatGPTかGemini、本棚として貯めるならNotebookLM、長文の精読ならClaudeです。
なぜそのまま読ませられないのか
KindleのアプリもKindle Cloud Readerも、本文のコピーを数行までに制限しています。AIツール側から本の中身を直接取りに行くこともできません。書名だけ伝えて「要約して」と頼むと、AIは学習データにあった範囲の一般論で答えます。手元の版とは章立ても訳語も違い、マイナーな本ではそれらしい嘘が混ざります。
だから順番は一つです。先に本文をテキストにして、それをAIに渡す。BookHaloは、Kindle Cloud Readerの表示ページを自動でページ送りしながらOCRで文字起こしし、1つのテキストファイルにまとめるChrome拡張です。日本語の縦書き・ルビにも対応しています。
共通の準備(5分)
- ChromeにBookHaloをインストールする
- Kindle Cloud Reader(read.amazon.co.jp)で本を開く
- BookHaloで実行し、完了後にZIPをダウンロードする(1ページ約10秒)
- ZIPの中の
full_text.txtがAIに渡すファイル
どのAIに渡すか。目的別の使い分け
| やりたいこと | 向いているツール | 理由 |
|---|---|---|
| 読んだ直後に要約・質問したい | ChatGPT / Gemini | チャットにTXTを添付するだけ。往復の速い壁打ちに向く |
| 読んだ本を貯めて、あとから何度も引きたい | NotebookLM | ソースとして登録すれば数ヶ月後も同じ本に質問できる。音声概要も作れる |
| 難解な本を章ごとに精読したい | Claude | 長い文脈の保持に強く、章をまたぐ議論の追跡に向く |
| 複数の本を比較したい | NotebookLM / ChatGPT | NotebookLMは複数ソースの横断参照が前提の設計 |
迷ったら、普段使っているツールで始めるのが正解です。TXTはどのツールでも同じものが使えるので、あとから乗り換えても作り直しは要りません。
最初のプロンプトだけ気をつける
どのツールでも、「要約して」とだけ頼むと目次をなぞった薄い答えになります。読んだ目的を先に伝えるだけで、返ってくるものが変わります。
ツールごとの具体的なプロンプト例は、それぞれのガイドにまとめています。
注意点
自分が正当にアクセスできる本を、自分用の読書メモや学習のために使う前提です。作成したテキストの公開・配布は著作権侵害になります。また、OCRは高精度ですが完璧ではないため、正確な引用が必要な場面では元のページと突き合わせてください。
BookHaloはChrome Web Storeで公開中です。Kindle Cloud Readerで開いた本を、AIツールに渡せるテキストと参照用PDFにします。
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